西村京太郎さん、さようなら。
ここ数年、偉大な作曲家の先生たちや、大作家の小説家たちがたくさん亡くなってしまった。
時代が変わっていくのを実感せざるをえない気持ちになります。
https://mucome.net/profile?id=1908
そして、今月。偉大なる大作家の西村京太郎さんが亡くなってしまいました。
25歳ぐらいまで、ほぼ文盲だった自分にとって、高校生ぐらいで唯一読めた小説が、西村京太郎トラベルミステリーでした。
自分が作った音楽の曲のタイトルに、西村京太郎さんの題名を使わせてもらったことがありました。「奇幻島」（きげんとう）ってやつです。
一番下に、西村京太郎さんの情報リンクを添付しました。
幼い頃から家出をして学校をさぼってひとり旅したり、中二の時には期末試験期間中に夜行列車でひとり旅に出たり、小学生の頃は120円切符で全国一周したり（悪い奴ですが子供でしたし、おおいに反省しています。）、中学時代や高校時代は18きっぷで友人たちと夜行列車の旅に出かけたり、旅好きが高じて20歳でプロの旅人になったり、
旅が大好き少年だった僕にとって、とてもワクワクゾクゾクしながら旅行作家の作品を読めたこと思い出します。
古本屋で買った物も含め、ものすごくたくさんの西村京太郎作品がまだ家にあります。
強烈だったのは、「北帰行殺人事件」だったと思いますが、結婚間近のカップルの、彼女が集団レイプに遭ってしまい自殺をしてしまうという話。
真面目だった彼氏は、鬼となって、その犯人たちを殺していくって話でした。
今、思い出しても涙があふれてきます。
Apple Music
他には、太平洋を舞台にした船のシリーズや、政治家の汚職に絡む殺人事件の話など、とても興味深かったです。
京都では近くにお住まいだったこともあり、神奈川県の海辺に家も構えたことも、真似をしたわけではないのですが、たまたま偶然に同じでした。
テレビの西村京太郎シリーズも、各チャンネル好きで、その劇伴音楽もとても興味をそそられました。
湯河原の西村京太郎記念館にも、昔、足を運びました。
ジェームスディーンに憧れた頃は、もし、テレビに出るなら西村京太郎作品がいいな、なんて考えたこともありました。
高校の先輩が西村京太郎作品に出た時があって、なんか、嬉しかったです。
大量の作品を世に残して逝かれた西村京太郎さん。
生きてる間に、長者番付けの1位を何回も獲得なさったので、かなり良い人生だったのかもしれません。
自分が実用書で1度だけベストセラーを獲ったのとは、レベルが全く違い、毎回ベストセアラーのような人だったと思います。
これからも時間がある時に、西村京太郎作品を、本やテレビで拝見して楽しませてもらおうと思います。本当にお疲れさまでした。
西村京太郎情報は、こちらです。
www.google.com
