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日本語教室関西編「I don’t know.」

 

インバウンドとか難民とか、今後は日本にたくさんの外国人の方が入ってきます。
例えば、その方たちに、日本語を教える場合の話ですが、
関西弁の「知りません」「わかりません」を教えるとしたら、
日本語って、種類がたくさんあることに気付きますね。

https://mucome.net/work?id=90622孤独な添乗員
そのことで外国人の方が難しく感じるという難点がある反面、
いろんな言い回しで、ニュアンスを変えた表現が出来るという利点もあります。

https://mucome.net/work?id=92284Love Is Forever (with lyrics)
話を戻しまして、関西弁の「知りません」「わかりません」I don't know.を教えるとしたら、関西弁だけでも、
「わからん」
「わからへん」
「わからんて」
「わからへんて」
「知らんて」
「知らんねん」
「知らんがな」
「わからんがな」
「知らんで」
「知らんちゅー天然」
「わかるかー」
「知るか」
「わからしまへん」
「わからしまへんねん」
「わかるわけないやろ」
「わかるわけないやんけ」
「なんでわかんねん」
「誰がわかんねん」
「わからなあかんのか」
「知らへんだら、なんか悪いんかい」
「知りまへんねん」
「わかってたまるか」
「知らしまへん」
「知っとったらどないやねん」
「わかったらどやねん」
「わっかっとりません」
「知らんでごわす」
「わかるか、ぼけ」
「知らんわ、あほ」
「知るか、どあほ」
「知ってるわけないやんけ」
「知らんでもええやろ」
「わからんちゅーねん」
「わから、しまへん」
「知らへんどすえ」
「知らへんどえ~す」
「存じてまへんわ」
「存じてへんわい」
「存じてるわけないやろが」
「なんで知らなあかんねん」
「わかったらどないやねん」

https://mucome.net/work?id=90028世界はみんな友達さ

などなどキリがない程の表現方法があり、相手との距離感やその時の感情など、いろんな関係やタイミングによって、使い分けられる言い回しがあります。これに方言も加えたら、ほぼ無限。同じような意味のことを話すのに、無限に表現方法があって、ややこしい。ニュアンスを少しでも間違えると、失礼になったり、よそよそしくなったり、なれなれしく思われたり、遠い存在に感じたり。
なんか日本語ってへんだけど、面白い言語でもあるなあ。

music.dmkt-sp.jp