成功哲学
さっきの高校野球の試合を見て感じたことがあった。
大垣日大と岡山山陽。
試合としては、2-2の同点で延長へ。
10回表に先攻側大垣が、2塁ランナーを盗塁させて
キャッチャーの暴投エラーを誘って3-2。この回ノーヒットで勝ち越し点。
監督の心理作戦が成功。下へ続く
しかしその裏、
2アウト満塁の場面。
大垣のピッチャーの暴投とそのボールを拾って
ホームベースに返したキャッチャーの悪送球で
岡山の2塁ランナーまでホームを踏みサヨナラ。2ランエラー。
この回ノーヒットで逆転で勝負を決めた。
つまり、土壇場での心理作戦がすべてを決めた。
そして、ひとつのミスがどれだけ勝負を決めるかということだった。
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ビジネスは10回のうち1回でも成功したらすごいらしい。
失敗を重ねることで学ぶらしい。
しかし、それは学びであって本番ではない。
本番ではどれだけミスが少ないかも問われる。
普段ヒットを良く打つ選手が、
試合、もしくはチャンスの場面でいつも三振だったら得点は入らない。
本番にどれだけ強いかが大事であって、
練習はあくまでも練習でしかない。
極端に言えば、練習で三振しかしたことなくても
試合でホームラン王だったら、それはホームラン王なのだ。
これは極端な話であるが、究極的にはそういうことである。
普段弱い奴が、大事な喧嘩では負けないっていうのと似ている。
苦しい時にどれだけ成果を出せるか、
そして、環境が最悪な中で恵まれたやつにどれだけ勝てるか、
これが人生においてとても大切だと再認識できた。
元ベストセラー作家