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メジャー出版で初版11万部の大ベストセラーになった男による情報

あの震災からもう11年。東北の海岸線をひとりで訪れた日。

テレビを見ていると、坂上しのぶさんとサンドイッチマンが、海にロケに行っていた。
見たことある場所だと思ったら、それは震災後に被災地のお見舞いとサーフィンを兼ねて一人で訪れた宮城県の田舎の海岸だった。

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今回は都市伝説的な要素は抜いて話します。本とは裏もたくさんあるわけだけど。
あー、もうあの震災から11年もたつのか、って思った。
東北の海岸を訪れた日、原発の町も通って、遠くからだけど、福島原発を見た。
なんか、ちょっと怖かった。永年の歴史の恨みつらみは、永遠に続くのか。
でも、あそこで働いてる人もいるんだなと思った。
その後、日本海側に渡り、新潟の海でもサーフィンしたけど、そこも柏崎原発の近くだった。波は良かったけど。

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石巻っていう海の街にも行ったんだけど、かなり高い位置まで津波が来たことが、あちこちでわかるようになっていた。自分が見た中では、34mってところがあった。訪れた時の海沿いは、一部を除いて、ほとんどの地域で、まだまだ復興なんて、全く出来ていなかった。
津波は、波よりはるかに怖い。

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津波ではなく波でさえ、膝波という小さな波でも、ブレイク時に、ダンプカーに轢かれる時のような数トンのパワーになる。腰サイズ(1メートル前後)の波になると、泳ぎの得意な人でも、波のセクションを越えて沖へ出ることすら出来なくなる。
ドルフィンのタイミングを間違って、背中にリップを受けた時、背中が痛くなる。それが大きめの波なら、背骨が折れるかと思うことがあるぐらいの波もある。
ましてや、電信柱に近いようなサイズの波の時には死の恐怖すら何度も味わう。
潮の流れも、速い時には車でも追いつけない速さになる時もある。津波ではなくて波ですらそうなのだ。

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テレビの専門家の話では津波の場合、10センチの津波でも、地形の影響で、4トンのパワーになるそうなので、それは、人間なんか一瞬で流されてしまう。ならば、50メートルの津波って、いったいその何倍なのだろうか。
ビルの密集するような狭いところに水流がドバっと流れ込むと、濁流の激流とかナイアガラの滝のようになることがある。
とにかく、人間の力では、全く歯が立たない。
だからこそ、普段からの準備が必要になってくる。
そういった自然の脅威と戦ってはいけない。絶対に勝てないからだ。

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つまりは戦争とかと似ている。戦争も、一般人は絶対に勝てないからである。
核や軍隊を自由に操れるやつには、絶対に誰も敵わない。
津波という自然にも、人は絶対敵わない。
そこをわかったうえで、行動していく必要がある。
今後、出来るだけ多くの人が助かるべきだと思う。
もちろん、自分も気を付ける。

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